鎌倉にじっくりと訪れてみたかった。
ひそかにそんな思いを胸に秘めていた。
その理由の一つは「みちくさ部」という、Facebookのグループの部長が
月一回開催されている自然観察会への参加したいと思っていたこと。
もう一つは、鎌倉をぐるっと取り囲んでいる山に興味があったこと。
思い続けていれば、タイミングが訪れる。
そんなものですね。
丁度、週末に熱海で仕事があり、みちくさ部で週明けの月曜日に自然観察会の
案内が流れてきたのが目に飛び込んできたこと。
これは何かの縁だなと思って、思い切って鎌倉を訪れた。
その観察会は北鎌倉の「たからの庭」という、場所で開かれていて
「浄智寺」をさらに奥に進んでいった場所にある。
覗いてみると、小さな小道が奥へ奥へと続いていて、
どこまで進んでよいのか、微かな不安を覚えながら進んでいく。
一番谷の奥にその建物は見えてきた。
大正時代に陶芸家がここをアトリエをしていたという建物で
今は、定期的にいろいろなイベントなどで貸し出しているという。
庭はみちくさ部関係のメンバーで自然を生かしながら手入れをしているとのこと。
そんな場所に、同じような興味を持ったメンバーが月1回集まっていて
もう、5年になるという。
私も、一時はネイチャーガイドのまねごとをしていたこともあり興味津々で
久しぶりに胸が躍る。
さあ、どんな話が聞けるかな。