ガイドの導入はまず、鎌倉の地質と地形の説明からだった。
この地に根ざす植物を知るにはその地形と資質が大きく影響している。
この2日間、鎌倉の取り囲む山をぐるっとめぐりすっと地形が頭に入って来て納得です。
なるほどね。
トリカブトのこと
武士のカブトというけれど、この花つぼみよーく見てみて
なんだかエイリアンに似ていませんか?
あー、似てる。
春先、トリカブトのニリンソウの若葉を間違って中毒を起こすニュースが時々でるとのこと。
どうやって見分けますかと聞いてみると、地元でどこに何が生えているかを一年を通して知っておくことが一番大事ですよね。
納得です。
金木犀のこと
オスとメスの木があり、町中にあるのはほぼオスの木
メスの木は、オリーブの実を小さくしたような実がなるとのこと。
拡大鏡で多くくしてみると、一つ一つはとても可愛らしい花であること。
そのお酒が「桂花沈酒」
3年ほど、金木犀の花を漬け込むことから「桂花沈酒」と呼ぶとのこと。
同じ場所で話をしていてもね。
さあさあ、たからの庭を一回りしましょう。
草むらから淡い紫色のヤブマメがのぞいていた。
特徴は3つに分かれている葉の真ん中が◇形であること。
小さく分解すると花びらは5枚に分かれていて、
押し開かないと奥の蜜に届かない構造になっていてハチなどがよく訪れていること。
しかし、小さい花を器用に分解できるものですね。
その器用さに驚きました。
イヌタデのこと
赤まんまと言って、しごいて、ままごとに使った記憶がありますね。
小さな花の真ん中に種が出来ると、そのままカクヘンが種を包む構造になっているとのこと。
ほう、今度ゆっくりと観察してみよう。
イヌショウマのこと
下から上へと花が咲きあがっていき、花の房が分かれる。
高山で見かけるサラシマショウマなどの房は一つ。
ホトトギスのこと
イワホトトギスは、崖などによく咲いていて、垂れさがって咲くとのこと。
タイワンホトトギスは、立ち上がり花もよく分かれて多く咲く。
初夏の季語で、「テッペンカケタカ!」ですね!
ユリ科でとても特徴のある花の形をしている。