のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

山-猿板仲間

塔ノ丸「新境地」

冬になったら、あの山に行こうねと、約束していた「塔ノ丸」 新年最初の、四国遊山は「塔ノ丸」(^^) 明けましておめでとうございま〜す。 いやいや、居心地がいいんです。 また、帰ってきてしまいました。 昔はここから歩いて上がっていたんだよ。 九十丁の…

国見山「幸せ時間」

スッキリと晴れていた青空も、そろそろ雪雲に覆われてきそうです。 四国には、あちこちの山に避難小屋が整備され、 無料で利用できる環境が整っていると思う。 避難小屋で食事をするのは、小学校2年の頃に登った 大山頂上の避難小屋依頼かな〜 数年前に、側…

国見山「霧氷」

■霧氷(むひょう) 霧などの水蒸気が氷点下となり、樹木などに結晶として付着して冬の花、霧氷となる。 霧氷は生まれ方によって、樹氷(じゅひょう)、粗氷(そひょう)、樹霜(じゅそう)の3種類に分類されるという。 ■樹氷(じゅひょう) 霧が気温マイナス…

国見山「雪山へ」

瀬戸内海育ちの私は、雪が降るとわくわくしてくる。 待ちに待った雪山です。 スキーでは、数え切れないほど雪と戯れたけれど、 自分の足で上って、ゆっくりと森と同化する楽しみはまた格別です。 そんな、新たな体験への第一歩 これも、ブログがあったからこ…

国見山「雪山デビュー」

年忘れ遊山 今年最後の四国遊山は国見山 河童さん厳選の雪山セットも、岩と雪から無事届き 初めての登山としての雪山です。 スノーシュー。 まだまだ早いよ。。。 体験すること 先週の大雪。 河童さんが引き返した翌日のこと。 三嶺で3日ほど避難小屋に閉じ…

御在所山「ありがとう」

みんなで少しづつ 持ち寄りの心が、嬉しい。 限られた食材だけど、精一杯の気持ちで、いつもお腹も胸もお腹いっぱい。 ああ。 この場所に、居ることができ、てなんて幸せなんだろう。 素敵な場所で、素敵な仲間と共に、過ごせることを神様に感謝する。 何事…

御在所山「仏」

すごいね〜 何を考えながらこの仏様をほったんだろう。 一体、一体のお顔に滲み出る個性 一心に見入ってしまう。 かつては参拝者を迎えていた仏様 今は、神社の守り神 それぞれのお顔。 じーっとみつめてみる。 あれ、微笑んだ!? そんなことないよなー 信…

御在所山「耳を澄ますと」

鬱蒼とした杉林を歩くとき、人の力とは、もの凄いものだといつも思う。 木を切り、植え、下草を刈り、枝を落とし、手入れを続ける。 膨大な労力と、時間を費やしはぐくんでいく木々。 孫である私の家を建てるときの柱にするんだと、祖母が杉の木を植えていた…

御在所山「ほっとする場所」

■御在所山(976m) 海を渡り、またこの島に戻ってきた。 猿板に時々出てくる不思議な山「御在所山」 いつかいってみたいと思っていた場所。 ■木馬茶屋(きんまちゃや) 私が生まれる少し前。 ほんの数十年前の頃の事。 この場所には、多くの人が集まり、…

八ヶ岳ゆるり遊山「楽しみのこと」

今回の遊山は、ほんと食ってばっかりだったなー。 昼どこで食べるー んー。 買い出しして、早めに宴会始めようよ。(^_^;) 昼間っから、しかもゆかいな仲間と飲む酒は、ほんとうまいなー 時間を忘れ、世を忘れ。 楽しい会話がつきません。 いっぱい話せたなー…

八ヶ岳山麓ゆるり遊山「高原の森」

みんな早いよー。もっとゆっくり歩こうよ。 ゆっくり歩くと、いろんなものが見えてくる。 高原の森は、少し早い秋の訪れを感じさせてくれる花々であふれていました。 あ! マツムシソウだ。 とひつじ丸さんが教えてくれた。 初めての出会いです。 かわいい花…

八ヶ岳山麓ゆるり遊山「飯盛山」

さて、どうしよう。 計画の練り直しだ! 「ご希望は。」 「森があって、展望がよくて。そして、人があんまりいないところ!!」 無理!!! そんな無理難題の希望から、ひつじ丸さんがチョイスしてくれたのは、「飯盛山」 なんと今回の遊山にぴったりの山な…

八ヶ岳山麓ゆるり遊山「笑顔あふれる」

やっほー。 久しぶりー! 去年に続いて四国の河童さん達に同行させていただき。 今回目指すは、南八ヶ岳のはずだったが。(^_^;) 快晴の3連休、川も山も人人人人。。。。。。。。。 となれば、作戦変更。 ひつじまるさーん。^^; ほんと、無理言ってごめんな…

帰り道

剣山からの帰り道。 ふと目についたお地蔵さん脇に、車を止めて、ヒュッテで握ってもらったおにぎりを、 ほおばっていると「遠くからきたんだね」と、おじさんが声をかけてきた。 このお地蔵さんは、わしが小さい頃からここにいらっしゃる。 昔は、この辺り…

山小屋のこと

■山頂の安心 山頂にある山小屋があることで、多くの人が安全に、そして安心して山を楽しむことが出来ると思う。 無人の小屋もいいものだけど、暖かい灯がともり、笑い声の響く営業小屋も魅力的。 いろんな人々がこの一つ屋根の下に集まって同じ時を過ごす。 …

剣山「楽しみ続く」

雨垂れの音。 風にカタカタと揺れる窓の音。 音が醸しだす記憶。 山小屋にはゆっくりとした時間が流れる。 夜半にふと目が覚めると、外がざわめいている。 満月の夜。 山頂は雲に覆われていた。 夜中に何度も窓を開けるが、まん丸のお月様には出会えそうにな…

剣山「集う場所」

友と集う場所があり、道が続く。 幸せなことだ。 春ゼミの鳴き声が遠くから軽やかに響きわたり、天から木漏れ日が涼しげに降り注ぐ。 台風の被害もほとんどなかったようだね。 よかったよかった。 見ノ越峠から始まる、ヒュッテへの足取りがいつもより軽く感…

剣山「再会」

5月 西赤石山で見た松ぼっくりの赤ちゃんは、夏を前に、黒くたくましくなっていた。 季節は確実に進んでいた。 5/17西明石 四国を訪れるたびに、新たな魅力と出会うことが出来る。 それも、猿板の皆さんたちのおかげだと思います。 感謝感謝です。 7/12剱山…

うれしいこと「土佐からの贈り物」

「ハナニラ普及委員会」会長より嬉しい荷物が届きました。 ワクワクしながら箱を開けてみると、楽しい写真&お手紙とともに びっくりがたくさん。 本当にありがたいことです。 さあ! これは、家で食べるにはもったいない。 早いこと山に登って食せねば。 と…

再訪西赤石山「下る道」

今日は、よく歩いたなあ。 日が暮れ始め一日が終わろうとしている中、心地よい疲れとともに、道を下る。 後ろ髪を引かれながら下る道は、登りとは違う顔を見せてくれ、また楽しい。 ああ、斜陽の景色は本当に美しいな。 日が昇りまた沈む。 毎日の単純な繰り…

再訪西赤石山「一人歩きのこと」

■一人歩きのこと 満足したこと。 今回は一人西赤石の山を歩きました。 楽しい仲間と歩く山もいいけれど、一人歩く道もまた楽し。 夜が明けきらない、薄暗い山道を歩き始め、お日様のありがたさを感じる。 日と影のおコントラストに目を細める。 おはよう。 …

再訪西赤石山「曙」

■曙(あけぼの) 夜がほのぼのと明け始めるころ。 物事が新しく始まろうとするとき。 天の川の流れ着く、天辺の地。 山はまさに生まれ変わろうとしている。 人という神が作り出した一つの自然。 人は破壊と言うけれどそれもまた自然の営みの一つの現象なのか…

再訪西赤石山「何度訪れても」

満開にはまだ早かった。 また次回と思って、山を後にしたが、なんとうまいこと徳島→今治と出張が入った。 これは。 山神さまがおいでおいでをしているんだよと。 勝手にこじつけるしかない。 ■何度訪れても。 何度訪れても、この地は不思議な魅力であふれて…

再訪西赤石山「祭ばやしが聞こえる」

アーオー。 ピーピーヒョロリ。 ピーヒョロリ。 目を閉じると、アオバトの声に混じって、御神楽の囃子が聞こえてきた。 つらく、苦しい労役。事故。 そして富。 人それぞれの事情でこの山に入ったのであろう。 山を切り開き、削り。 体内に入っていく。 そこ…

西赤石山「翼があったら」

さあいくぞ! 河童さんに続いておそるおそる、大空に飛び出します。 見下ろせば、眼下に広大な風景が広がっている。 やっほー。 一歩踏み出せば。 そこには新たな世界が待っている。 「出会えて本当によかったですね」と言ってくれる。 人との出会いとは本当…

西赤石山「はるがきた」

「今年は、水害が心配だ」と河童さんが呟く。 今年の山々は花がとても多い。 花咲き乱れ。 雪多く、春遅し。 こんな年は、水害が多いという。 古人が培ってきた観望天気は、不思議なものでよく当たるのです。 そんな古人の言葉を頭の片隅に忘れないようにし…

西赤石山 「母の鼓動が聞こえる山」

去年は雨でしたね。 でもとてもよい思い出となっています。 「西赤石山」 四国の仲間、河童さんと和宏さんとともに、満開のアケボノツツジを求めて一年ぶりこの場所に帰ってきました。 「別子銅山」。 富国強兵。 かつて列強から日本を守り、日本の近代化を…

木曽遊山「木曽のおかあちゃん」

木曽にはすてきなおかあちゃんがいる。 ひといちばい働き者で、やさしいく、ちょっと厳しいおかあちゃんがいる。 みんな、おかあちゃんに会いにこの場所に集まってくる。 木曽のおかあちゃんの回りは、楽しい空気でいっぱいです。

木曽遊山「木曽の御嶽山」楽しむということ

山に登ることとは楽しむこと。 それは頂に登ることだけではないと思います。 特に私の場合は、山頂に登ったりする事にはあまり興味がわかないんです。 そこに生きる自然を感じ、そっと覗かせてもらう。 ちょっと、仲間に混ぜてもらう。 そんなことに、魅力を…

木曽遊山「木曽の御嶽山」境界線

この世と、あの世の見えない境界線がここの確かに存在する。 いっさいの生き物を拒絶するかのような荒々しい御嶽山 今まで歩いてきた優しく美しい御嶽の姿も 目の前に広がる、荒々しく厳しい御嶽の姿。 どちらも、同じ御嶽の山 時折、風の具合でイオウの臭い…