春の野原でよく見かけるカラスノエンドウ
紫色のかわいい花
カラスノエンドウに対してスズメノエンドウがあるというのは知ってはいましたが、今まで気がついたこと、ありませんでした。
あれ、同じような葉っぱで小さな花が咲いてるぞ。
あ!
これがスズメノエンドウなんだ。
とっても小さな可愛らしい花が穂先に集まって咲いている。
思った以上に小さな花です。
図鑑を見ると、カラスノエンドウとスズメノエンドウの中間の大きさで
カスマグサというのがあるとのこと。
ああ!
これじゃない!?
なんと、一気にカスマグサまで見つけてしまった。
ちゃんと見比べてみましょう。
カラスノエンドウとスズメノエンドウ | カスマグサ |
種の鞘はこんな感じです。
それぞれ特徴があり、ひと目でわかります。
カラスノエンドウ | スズメノエンドウ | カスマグサ |
カラスノエンドウは、斜め上にツン!とすました感じ。
スズメノエンドウは、鞘の中に種2つの可愛いかんざし
カスマグサは鞘の中に種4つ
あとカラスノエンドウは、花の付け根に蜜腺があり、アリンコなどが舐めに来る。
そうそう、白いカラスノエンドウが私市植物園にはあるんです。
ある一帯だけの特別変異!?
不思議な光景です。
子供の頃
カラスノエンドウの鞘で増えを作ってよく遊んだな。
もう少しマメが太ってきたら、久しぶりに増え作って吹いてみよう(^_^)