のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

早朝の宿場町

熱帯低気圧が迫り、湿った空気が流れ込み、山沿いは各地で雷雨に注意と天気予報で報じられている週末。
空を見上げながら木曽の御嶽を目指して早朝に出発した。

f:id:noronoyama:20210801041254p:plain

夜半に降ったであろう、ぬれた路面を中津川あたりまで北上したころ、空が白み始めた。
コンビニでいっぱいのコーヒーを頂き、再度相棒のセルを回した。
恵那山は雲の中だが、なかなか良い景色が広がる。
そうだ、天候もどうなるかわからないし、早朝の馬籠宿によって行こうかな。

f:id:noronoyama:20210801214636j:plain

■宿場町

木曽を抜ける中山道には、東海道と並ぶ古道、中山道が通っていた道
今は、国道19号線と太い幹線道路が通っているが、そのわきのあちこちに、名残が残る。

f:id:noronoyama:20210801213827j:plain

家は人が住んでこそ長持ちする。
今でも、人が住み空気を回し、手入れをしているからこの景色が残るのだと思います。
そこには、35年前に初めて訪れた時と同じ風景が広がっていた。

f:id:noronoyama:20210801214656j:plain

ふと、昔の喧騒が聞こえてきそうな宿場町を通り過ぎ、中山道の小道を行く。
細い古道が大切に残され、今も多くの人を引き付ける。

f:id:noronoyama:20210801213835j:plain

日が昇り、山々から一斉に霧が登り始めた。
これが集まり雲となり、午後には雷雨となってまた地表に戻ってくるのだろう。
夏の日の一日の始まりです。

f:id:noronoyama:20210801214705j:plain

馬籠から峠を越えた北に、次の宿場の妻籠がある。
馬籠と妻籠
休日には多くの人を引き付ける宿場町も早朝はひっとりと夜明けを待っていた。
宿場町を訪れるのは、やっぱり早朝がよいかな。

f:id:noronoyama:20210801213850j:plain