のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

アクセス良い納古山

週末の天気予報

土曜日の昼から雨が降り、日曜日は雷雨に注意

半日で気軽に行ける場所として、気になっていた納古山に出かけることにした。

f:id:noronoyama:20210627225751j:plain

木曽川沿いに流れるR41号線沿を通るときに見上げる、切り立った山容で、低山でありながら360度の展望が望める山として人気だという「納古山(のこやま)」に出かけることにした。

f:id:noronoyama:20210627225846j:plain

名古屋市内を抜け、高山方面に向かうとき、切り立った山容が目立ち始める。

独特のV字型の景観は、地球のダイナミックな動きを感じる場所です。

 

f:id:noronoyama:20210627225547j:plain

夜半に降った雨が谷に集まる、沢沿いの道から取り付き歩き始める。

道沿いには、小さな植物たちが目を楽しませてくれる。

f:id:noronoyama:20210627225526j:plain

f:id:noronoyama:20210627225530j:plain

調べてみると、意外にも多くの種類の植物たちがこの山に育つみたいです。

駅(JR高山本線上麻生駅)から歩いても訪れることが出来るし、道の駅(ロックガーデンひちそう)もあり、アクセスもよい人気の山のよう。

f:id:noronoyama:20210627225521j:plain f:id:noronoyama:20210627225523j:plain

今日は梅雨の合間ということで、そんなに人は多くないが、この山を楽しむには早朝か、夕方がよいかな。

丁度、大阪の家の裏山に似ていて、気軽に登れる楽しそうな山だ。

f:id:noronoyama:20210627225810j:plain

小さな道があちこちに延び、探索するには楽しそう。

アクセスも簡単で、冬場の低山歩きにはもってこいの山として、お気に入りの山になりそうです。

f:id:noronoyama:20210627225557j:plain

今は、お気に入りの山を探してあちこちを訪ねている感じ。

段々と、落ち着き、自分のお気に入りのマイフィールドを見つけ、通うことでその山の変化を楽しむことが出来る場所を探したい。

楽しそうな山域が多くあるので目移りしてしまう、今日この頃。

f:id:noronoyama:20210627225550j:plain

かえって調べていると、この地域の地層のことが詳しく書かれている文献を見つけた。

こういった、文献を読んで出かけると、また楽しみが増えます。

ありがたいことです。

 

「守りたい加茂の豊かな自然」

-----------------------------------

「七 宗 町 と 川 辺 町 に ま た が る 納 古 山(633m)から西にV字型に山並みが連なる。この山並みの約3km西に同じV字型の山並みが分布する。これらの山並みは硬い
チャートが分布して侵食されにくいため、急峻な地形になる。
 チャート、泥岩、砂岩の順に堆積した地層が、プレートの移動によって海溝へ
もぐり込む際に断層で絶たれ、瓦が重なるように地層が繰り返して重なった。こ
の地層が褶曲して、下向きに曲がった向斜構造になった。さらにこの構造が西側
に傾いているため、納古山を船首とした船底状となり、侵食に強いチャートの部
分が西に開いたV字型の山並みになった。」

-------------------------------------