週末の天気予報
土曜日の昼から雨が降り、日曜日は雷雨に注意
半日で気軽に行ける場所として、気になっていた納古山に出かけることにした。
木曽川沿いに流れるR41号線沿を通るときに見上げる、切り立った山容で、低山でありながら360度の展望が望める山として人気だという「納古山(のこやま)」に出かけることにした。
名古屋市内を抜け、高山方面に向かうとき、切り立った山容が目立ち始める。
独特のV字型の景観は、地球のダイナミックな動きを感じる場所です。
夜半に降った雨が谷に集まる、沢沿いの道から取り付き歩き始める。
道沿いには、小さな植物たちが目を楽しませてくれる。
調べてみると、意外にも多くの種類の植物たちがこの山に育つみたいです。
駅(JR高山本線上麻生駅)から歩いても訪れることが出来るし、道の駅(ロックガーデンひちそう)もあり、アクセスもよい人気の山のよう。
今日は梅雨の合間ということで、そんなに人は多くないが、この山を楽しむには早朝か、夕方がよいかな。
丁度、大阪の家の裏山に似ていて、気軽に登れる楽しそうな山だ。
小さな道があちこちに延び、探索するには楽しそう。
アクセスも簡単で、冬場の低山歩きにはもってこいの山として、お気に入りの山になりそうです。
今は、お気に入りの山を探してあちこちを訪ねている感じ。
段々と、落ち着き、自分のお気に入りのマイフィールドを見つけ、通うことでその山の変化を楽しむことが出来る場所を探したい。
楽しそうな山域が多くあるので目移りしてしまう、今日この頃。
かえって調べていると、この地域の地層のことが詳しく書かれている文献を見つけた。
こういった、文献を読んで出かけると、また楽しみが増えます。
ありがたいことです。
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「七 宗 町 と 川 辺 町 に ま た が る 納 古 山(633m)から西にV字型に山並みが連なる。この山並みの約3km西に同じV字型の山並みが分布する。これらの山並みは硬い
チャートが分布して侵食されにくいため、急峻な地形になる。
チャート、泥岩、砂岩の順に堆積した地層が、プレートの移動によって海溝へ
もぐり込む際に断層で絶たれ、瓦が重なるように地層が繰り返して重なった。こ
の地層が褶曲して、下向きに曲がった向斜構造になった。さらにこの構造が西側
に傾いているため、納古山を船首とした船底状となり、侵食に強いチャートの部
分が西に開いたV字型の山並みになった。」
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