実りの秋は、動物たちへの大切な贈り物
冬に向けて生き抜くための大切な食べ物
大日岳への尾根道は木の実の道だった。
風が吹き、バラバラとドングリが飛び跳ねて転がっていく。
なみなみの葉っぱは、ミズナラのようだ。
子供の頃に住んでいた家の脇に、大きなクヌギのドングリの木があった。
秋になると、薪小屋の屋根にバラバラとドングリが落ちてきて飛び跳ねて、
袋いっぱいに集めて、ドングリ笛やヤジロベイを作ったりして遊んだのを思い出した。
今年は、なり年なのかな?
子供たちが小さなころによく読み聞かせていた、お気に入りの絵本で知ったのですが、
ドングリには、なり年と不なり年があるという。
動物たちは、ドングリを隠したりしてくれて
ドングリの赤ちゃんを育てる手助けをしているんだけど、
なり年には動物たちは腹いっぱい食べれられ動物の子供たちはたくさん増えてしまう。
すると、ドングリは食べつくされ自分たちの子孫を残せない。
でもね、1年休んで
不なり年があると、動物たちは数が減り
ドングリの子供たちは程よく育つことが出来るんだ。
今年はどっちかな。
久しぶりに絵本を手に取ってみたくなった。