歩き始めてすぐに、結構な急登りが小一時間ほど続くが
新緑の緑の中にハッとする紅色や淡い色の躑躅が咲いていて楽しませてくれる。
私が野山を歩く楽しみは、ちょっとした驚きを見つける楽しさを味わいたいため。
おや、ザトウムシかな。
尾根沿いの木々は、ブナ、ミズナラの林が続き
色々な虫たちが動き回り始めている。
そして、それを目当てに鳥たちが枝から枝へと忙しく飛び回る。
今は子育ての季節
とっても、とっても食いしん坊たちが待っている。
どうやって隠れようか。
いろんな工夫で、姿を隠します。
1700mを越える、高山の早春は忙しい。
開いたばかりのミツバオウレンやマイズルソウには、
さっそく大小さまざまな虫たちが集まっていた。
頑張れ、頑張れ
虫達がいるからこそ、植物は種を結び子をなすことが出る。
いやな場合は、虫こぶなどで閉じ込める。
いろんな戦略を立てている。
面白いなあ。