のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

心緩める山歩き

花って、色んな姿をしているのにはそれぞれの理由があるのでしょうが、

ツクバネソウの花は、いつ見ても踊子を思い起こしてしまいます。

ほかの人が見ると、また違ったものを思い浮かべるのかな?

ニョキニョキと伸びる独特の新芽はヤマウルシ

叔母が小さなころウルシの下を通っただけで、かぶれてしまったと聞かされたのを思い出す。

幸い、私はまだかぶれたことがない。

ポト

栃の花が葉の上に落ちてくる音が聞こえる。

森に入ると、五感が敏感になり、いろんな音が聞こえてきて

いろんな姿が目に入ってくる。

日ごろ見過ごしている、小さな小さな物事に目を凝らすようになったりもします。

こうやって時々、時の流れる速度をゆるめ

心を落ち着かせることの出来ることに感謝する。

*コミネカエデ

小さなイワナシやイワカガミの花の中を覗いてみると、黄色い小さなめしべを囲むようなおしべが

なんだか愛らしい。

当たり前なんだろうけど、あたりまえでない日常。

そんな草花にいろんなお裾分けを頂いていると感じます。

ありがたいことです。

ツマトリソウ