のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

暮れゆく時の流れ

上空は風が強く、雲の流れが速い。

先ほど降りれ来られた方に聞いてみると、御嶽は雲の中で

時折小雨が降ってきたので急いで降りてきたとのこと。

少し急ぐか。

振り返ると、日が西に沈んでいく。

日の入りの時刻を確認すると、17:10

小屋につくのはちょうど日の入りギリギリぐらいか

日が暮れると山は急速に冷えてくる。

でも、この斜陽の雰囲気が好き。

しばし景色を眺めながら、道の駅で仕入れてきた大福餅をひとつ頂こう。

静かな時が流れていく。

 

ゆっくりと、日が暮れていく。

西の空に沈んでいく太陽は、沈みゆく向こう側の地を照らし始めたということ。

そして、ぐるっと回って明日の朝、ちゃんと反対側から顔を上げる。

それが毎日毎日、おなじように繰り返されていく。

いつしかその運動に生き物は生活を合わせていくようになり今がある。

 

今日一日の終わりをつげるかのように、上空から雲が垂れてくる。

日の国から、夜の国への切り替わり

闇が訪れると、夜の生き物が動き出す。

日が暮れるというのはこうゆうこと。

小秀山の山頂に立つ今日の隠れ家が、雲の中にうっすらと見えてきた。

最後のひと登り

闇を背中時感じながら、ゆっくりと足を出す。