2012-01-01から1年間の記事一覧
小学2年生の秋。 大山の山小屋で初めて迎えた紅葉の美しい光景はいまでも忘れられない。 それから数十年、今回は土佐の友と二人、秋色の山に向かう。 色好き始めた黄色や赤の葉が、まだ緑色の残る地面にひらりと舞い降りる。 あこがれの三嶺に向かう道は秋…
底知れぬ魅力を持つ妖怪「河童」の魔力んに絡み取られ、 今年4回めの土佐入りとなりました。 1年前には、まさかこんなことになるとは夢にも思いませんでした。 ブログ”猿板”で次々と魅力的な世界観と、メッセージをこの世に送り出していらっしゃる河童さん…
今年も村のあちこちで柿の実がたわわに実りました。 秋の実りを喜んでいるのは人間だけではないようです。 多くの生き物たちが厳しい冬を迎える準備に忙しい。 今年一年の豊作を神に祈り感謝し、喜びを分かち合う。 自宅の庭に植えた柿も10年が過ぎ、今ま…
秋祭りに参加するきっかけとなった子供会。 7年前、子供会の役員を引き受けたときにさかのぼります。 秋祭りの担当は大変だと聞かされていたが、迷わず手を挙げた。 祭りの準備を通して沢山の方々の協力があって初めて出来上がっているのだと実感しました。…
夏が終わる頃、毎年秋祭りの奉納行事の練習開始のお誘いが来る。 小さな思い出の種が大人になった時、花開き大切な思いに気づく事が出来ればこんな幸せなことはないと思う。 小さい頃、秋祭りの笛の音と、太鼓の音が鳴り響き、楽しい仲間と一緒に毎晩練習し…
生駒山地の山裾の小さな村にも、都市化の波が押し寄せ、年々田畑が減り、住宅が増え、人々の交流が少なくってなているように感じます。 昔は、村々のだんじりを多くの村人たちが力を合わせて引き合っていた。 今では、私市と森の両氏子が天田神社境内で引き…
この土日に、楽しい秋祭りが開かれました。 祭りの翌日夜の境内。 名残を惜しむかのように、提灯が掲げられています。 空を見上げると月もなく、星が綺麗にまたたいています。
朝早い東大寺の境内は、昼間の喧騒がうそのようにひっそりとしています。 今年3回目の春日原始林の散歩にやってきました。 古木のシルエット。明るい光の中ではとても素敵なのですが、暗い夜に一人でこの道を通ると、大きなお化けの木が襲ってくるような感…
秋刀魚が食べたい。 それも七輪で、もうもうと煙を上げながら焼ける秋刀魚が食べたい。 突然そんな気分になり、七輪を取り出し秋刀魚を焼きました。 子供のころは、風呂を沸かす薪の炭を消し壺にいれておいて、よく七輪を使っていましたが、 少しの燃料で料…
秋は深まり、だんだんと夜が長くなる。 そして、朝日が昇る時間が遅くなり。夜の訪れは早くなる。 特別早く起きなくても朝日と出合い。家に帰りつくまでに夕日に出合う。 朝夕の光の光景に出合うことが増えました。私達の回りに空気のように無意識に存在して…
黄金色に輝くあぜ道は、人の手によって、定期的に草刈りされたり、焼かれたりする。 生きていくにはとても厳しい場所といえます。 そんな厳しい環境の中、小さな命はきらきらと輝いていました。 田圃と畦の境目や地にへばりついて、草刈りを切り抜ける。 そ…
何時も通勤で足早に歩き抜ける道。 気になることがあっても、立ち止まってゆっくりと眺めるゆとりがない。。 休日の朝、ゆっくりと歩いてみるといろんなものがみえてくる。 屋根の上からちょこまかと忙しそうねと覗きこむスズメさん 今日は、こちらから見ち…
私達の生活に無くてはならない主食「米」 生まれた時から食し。 他の穀物では物足りなさを感じる不思議な食べ物。 日本人と切っても切れない穀物です。 今年も、無事収穫を迎えることが出来ました。 水の神、山の神、田の神、風の神 本当にありがとうござい…
小さな愛らしい子供たちの声と、みんなの笑顔があふれた運動会。 村の子供達が集う「あまだのみや幼児園」は、かつて神社の境内にあったとのこと。 日頃静かな境内も、今日一日は賑やかな歓声に包まれます。 思えば、神社って村の寄り合いの場所だったのでし…
からっとした青空に映えるコスモスもすてきですが、 雨に濡れ頭を垂れる姿も魅力的ですね。 涼しくなるこれからの季節は雨の散歩がますます楽しくなります。 先日、魅惑的な姿を見せてくれた夜咲き睡蓮。 今は外側の花びらがパラリと開いています。 衣を脱ぐ…
昼過ぎになると雨風ともに強くなりはじめましたが、そんなにひどくありません。 となると、家に閉じこもっている理由はありません(^_^;) 雨の私市植物園を見に行こう。 10月に入り気温もめっきり下がってきたので、合羽を羽織っても 汗をかかず、逆に雨が…
台風が近づき、降ったりやんだりの天気の週末。 朝目が覚めると小康状態になっていました。 台風が近づくき、近畿地方が本格的な雨になるのは昼からとの天気予報。 霧が霞む美しい森を楽しみにくろんど散歩に出かけます。 道端の畑に植えられた韮の花が満開…
出会いは突然にやって来ます。 台風が接近した週末の朝、くろんどの山道を歩いていると、突然目の前を通り過ぎたその影がいる。 その鳥の名は「やまどり」 素敵な色をした羽を身にまとい、その凛とした姿は山の王様のよう。 山里近くに住み、古来より里人と…
夜半過ぎには風雨も止み窓の外には静けさが戻ってきました。 ふと目が覚めると、障子を通してうっすらと月明かりが差し込んでいました。 窓を明けると、うす雲の向こうにまんまるのお月さまが姿を現していらっしゃいました。 どんどんと雲が流れていきます。…
今日は十五夜。お月見のはずが。。。 台風襲来で嵐の夜になりそうです。 天気が崩れ始めた28日金曜日の深夜。 満月に近づき、月は青白い月光を地上に降り注ぎます。 闇夜を明るく照らす光は、本当に不思議な力を感じます。 その力を、たくさんの生き物に一…
最近では、春に運動会が開催されるところも多いと聞きますが、やはり運動会は秋! と思うのは、考えが古いのでしょうか(^_^)この辺りでは、中学校の運動会を皮切りに、小学校・幼稚園と運動会が続きます。 中学生になると、リレーにも迫力が出てきます。 こ…
桜の木から葉が落ち始め、一雨ごとに秋の足音が近づいてきます。 最近の裏山散歩のお気に入りは、駅前の酒屋さんでビールを一本購入し ちょっとした食材を持って出かけること。 秋ナス、ピーマンまだまだ元気です。 軒下に吊るした玉葱も、もう少しある。 鶏…
■初めての出会い 動物の血を吸う吸血中の「蚊」ですが、血を吸うのは卵を産むメスだけで、オスは植物の汁などを吸うと聞く。 そんな瞬間に出合うことができました。 ホントに吸ってる!思わず小さな声をあげてしまいました!(^^)! 小さな花の蜜をおなかいっぱ…
■夕焼け小焼け(作詞:中村雨紅、作曲:草川信) 夕焼け 小焼けで 日が暮れて 山のお寺の 鐘がなる おててつないで みなかえろう からすと いっしょに かえりましょ 子供が かえった あとからは まるい大きな お月さま 小鳥が夢を 見るころは 空には きらきら…
赤とんぼが高原から里山に帰ってきて、道行く人達の目を楽しませてくれます。 今年の案山子ロードのテーマは「帰っといで」 人それぞれの思いが交錯するいい言葉だと思います。 彼岸花があちこちで顔を出し始め、秋風の香る棚田はとても気持ちがよく思わず …
気持ちのよい秋風の吹き渡る稲刈り前の棚田。 初めて訪れた、明日香の里山は、沢山の笑顔が聞こえててくるとても楽しいところでした。 今年の「案山子ロード」のテーマは「帰ろかな」 どんな笑顔で楽しませてくれるのか、ワクワクです。(^^♪ 秋の野草が色と…
猫が山門の受付にたむろしているのが気になって覗いてみた長岳寺。 聞いてみると、平安の時から今に伝わる花の寺とのこと。 今は、酔芙蓉ぐらいしか花がないのですがと案内してくれる。 清楚な純白な花が朝開き、刻々と時が立つにつれてほんのりと頬を染めて…
神仏が混ざり合った日本の山里の風景になぜか魅力を感じます。 人々が寄り集り長い年月紡いできた歴史の鼓動を感じるからでしょうか。 ここは神々が降り立った神話の国。 沢山の神社が、道々にあり、参拝しながら歩くのもまた楽し。 山、岩、池、川など万物…
大和は国のまほろば たたなづく青垣 山ごもれる大和し うるわし 「奈良盆地は遠くに見える生駒山地や矢田丘陵、 すぐ手前の景行天皇陵、さらに右手の巻向(まきむく)、 三輪の山々など幾重にも緑の垣根に囲まれたようになっている。」 いつか歩いてみたいと…
はぎも、尾花と同じマメ科らしい。 花が終わると、ひっつき虫に変身する。 服にくっつけてワッペンの絵を書いたり出来る。 萩の町、おはぎなど、風流な雰囲気の町家、美味しいお餅 の名前にもなっている。。。 もうすぐお月見。おはぎが食べたくなってきた(^…