のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

霜月最後のイブネ 雲の中へ

霜月最後の週末は寒気が迫りあちこちで、冠雪の予報が出ていた。

北の恵那山当たりに向かうか、西の鈴鹿にするかと迷ったが

北は雷を伴って荒れることがあるという。

また、バイクで移動をメインにしているため、降雪は辛い。

地図とにらめっこして、鈴鹿奥座敷と呼ばれる「イブネとクラシ」へ訪ねてみることにした。

山麓

山麓の狐野町(こものちょう)

先ほどまで虹が出ていて、路面がぬれていおり、山上は雲で覆われている。

これは、雨と雪のミックスになりそうだな。

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朝明渓谷(あさけ)の登山口あたりからちょうど霧雨のような雨が降り始めた。

先ほど見た雲の裾の辺りか。

木々の下に入ればあまり気にならない程度

さあ、どんな景色が待っているか行ってみよう。

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紅葉は里に下り、山は冬に向かい始めている。

ちらほらと残った赤い小鳥たちのご飯も残り少なくなり、山野鳥たちが山から里に下りてくる。

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小一時間で根の平峠まで上り詰める。

この道「千種街道」と呼ばれ、伊勢と近江を結ぶ古道の道でもある。

また、目指すイブネの辺りは鉱山採掘で賑わい、かつては数百人が暮らしたという。

人の痕跡を散策しながらの山歩きも楽しみの一つです。

霧雨が雪に変わり始めた。

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