のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

旅の始まり

今年のGWは9連休

故郷へと、久しぶりに名古屋~大阪~広島のロングルーリングを計画した。

ハンターカブでは高速が通れないので下道となる。

急いで帰っても仕方がないので、大阪の家に寄って一泊して、もう一泊どこかでテント泊かな。天気予報ともにらめっこして、2泊3日の行程で考える。

名古屋~大阪の道は通いなれてきて、交通渋滞箇所の回避方法なども頭に入ってきたし、心地よい休息ポイントなども決まってきた。

雨上がり大阪の街を抜け、中国自動車道沿いの道を西へと帰ることにする。

このみちを50ccのZOOMERで帰ったのは、10年以上前の話し

確かこのあたりで夕方になって河原にテントを張ったかな。

この道は中国山地の山間の景色が広がり、なんだか好きな景色が続きます。

マメ科の蓮華により、空気中の窒素を捕まえて地中に混ぜ込み、自身も堆肥としてすき込まれる。

化学肥料が無いころ、この仕組みを見つけた人って凄いな。

山陽と山陰に挟まれた中国山地の山間の道は

今と昔が混在する風景が広がる道です。

小説「バッテリー」の舞台となった街「津山」

街をぶらぶら歩いてみる。また、読んでみようかな。

読んだ小説の舞台となる街と出会うとき、なんだか昔から知っていた町のように

とても親近感がわきます。

日が傾き、空気が少しひんやりしてきた。

さあ、今日の寝床を探さないとね。

山間に入り、テントを張れる場所を探そうかな。

車道の対岸に、ほとんど人が通らない旧道を見つけた。

ここら辺にしようかな。

川のせせらぎと、カエルの鳴き声。

そして鳥のささやき。

気ままな、行き当たりばったりの旅が好き。