山の木々は、刻々と移り変わる光に反応し色合いを変化する。
春夏秋冬で、この一瞬のが一番色が多彩になり、優しい風景だと感じる。
草花たちが次々と花広げ、あれだけ静かだった森が歌いだす。
虫も、動物も、人も
山とともに、植物とともに生きてきた。
その記憶が受け継がれているから、この景色をみるとみな心が沸き立つのかもしれない。
路傍のあちこちにも、いつもの花たちがちゃんと咲き始めていあ。
僕の居場所はここ。
私の居場所はここ。
それぞれの居場所は大体決まっているんだよね
そして、花開くタイミングもちゃんと決まって、秩序だっている。
その秩序を見て感じることが出来るようになってくると、
友達にちょっと聞かづけた感じになってとても楽しい。
ね。
おはよう。
よく来たね。
イチリンソウが風に揺られて答えてくれた気がした。