のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

朝日の下り道

室堂のお花畑の最後のハクサンフウロが見送ってくれた。

さよなら。

また来年会おうね。

草花の種は、確実に実り朝日に輝く。

透かして見るときちんと実がついている。

ぱちんと弾けて跳ねていくもの。

風に乗ってフワフワと空に登っていくもの。

空の向こうにアサギマダラが見えた。

高度を落としブナの森にまで下ったころ

森の中では、あっちへこっち、絡み合うように

旅する蝶、アサギマダラが飛び交っている。

じっと見ていると、一頭のアサギマダラが目の前に降りてきた。

この体小さな体で何千キロも旅するんだよね。

凄いよな。

生命の力は人の想像をはるかに超えるなと、

森を歩いていると感じることが多い。

そんなちょっとした驚きをこれからも集めていきたい。

◆番外編

昨年はもう閉まっていた、大白川の露天風呂が開いていたので

ちょっと汗を流して帰ることにした。

目の前には白水湖が広がりとても気持ちがいい。

また来ます。