のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

くろんど散歩

狐の茶袋

ウツギ科の植物で、材があまり役に立たないことから、毒を持つ魚と同じゴンズイと呼ばれることになったらしい。 その別名は「狐の茶袋」 ゴンズイ 狐の茶袋とは、また面白いたとえだと思って調べてみると、いろんな植物が「狐の茶袋」と呼ばれているらしい。…

向こう岸

雨上がりの朝、窓をあけると深い霧が立ち込めていた。 山から里へ 北から南へ 季節はゆっくりと深まるころ、向こう岸への扉が開くことがある。 それは数年に一度、こちらの岸と、あちらの岸の時間が合わさる時。 向こう岸の声を聞くには、霧が晴れないうちに…

山の呼吸を感じる時

森は小さなマメガキがたわわに実り、里山は実りの秋真っ盛り。 今年の里山は、沢山のどんぐりが大豊作でした。 森の動物達も安心でしょう。 ドングリは「成り年」と「不成り年」があり たわわに実る年と、不作の年を繰り返す。 それは山が呼吸をしているかの…

秋近づく

野菊が咲き始め、里山にも秋が近づいてきたことを知らせてくれ 騒がしかった森は、ゆっくりと静かな時を迎えようと準備を始めてる。 日一日と日は短く、夜は長くなり季節は深まり あでやかだった森の色は落ち着いた色合いに衣を替えていく。 気の早い雪のせ…

寝床さがし

秋風に誘われて里山を歩く 生き物達は冬ごもりの準備に忙しい。 蛙は暖かい地面の中へ 心地よい場所をさがしてあっちへこっちへ。 トカゲは、衣を脱いで冬眠前のおしゃれによねんがない。 どこを寝床にするかで生死を分ける大事な選択 じっくり寝床を探しま…

おなかの大きなカマキリ君

帽子の中にやってきたカマキリ君 くるっと回ったおなかがかわいいね。 食いしん坊のカマキリ君 なんで大きなおなかなの。 おなかが大きなカマキリ君 気にの名前はなあに? 僕の名前はおなかの大きなハラビロカマキリ 大人になったらもっと大きなおなかになる…

ひさしぶりの裏山散歩

お気に入りの本とおにぎりをザックに積めて裏山に上がった。 ゆっくりと裏山にあがるのも久しぶり。 いつの間にか風が涼やかになり、森の声が変わっている。 命尽きたバッタと、小さな蜘蛛の子供達 短き虫達の命は親から子へ、子から親へと移り変わる。 季節…

小さなオリンピック

ふと思った。 虫達が集まったらどんなオリンピックになるんだろう。 ジャンプ一発で自分の何百倍もの距離を飛べちゃうし 空まで飛べちゃう超能力も備えてる。 水中もすいすい潜っちゃう。 なんていろんな形をしているんだろう。 どうして変身できるんだろう…

くろんどの森「笑顔集まる」

あれから二十数年 この山の懐で自然と遊び、多くのことを学んだ仲間たちを思い出し たまに会いたくなる。 そんなふうに感じるのもみんな同じなのか。 糸をたぐり、また集まる事ができた。 カンパーイ! 一人酔っぱらいの私だけど。 楽しい笑顔が心地よい。 …

土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)

土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし) すこし過ぎてしまったけれど、この「こよみ」が、なぜか気になった。 梅雨が明け、むっとするほどの暑さだけれど、 この暑さが、草木には潤いを与え命を育む。 木の年輪がぐっと延びるのもこの季節ですね。 ミツバチ 蒸…

天狗の山

山には天狗が住んでいる。 ときどき悪さをして人を道に迷わせる。 一人で山に入ってはだめだよ。 天狗に出会うとかえってこれなくなるよ。 人は山を恐れ、敬い、崇めていた、少し時をさかのぼったころのこと。 かつて、どこの山にも何かが住んでいた。 姿形…

愛おしい

流れる季節がたまらなく愛おしい。 春から初夏に掛けて、瑞々しく変化する命。 優しく、明るく。 そして、生き生きと言葉を紡ぐ草木達に会いに サンドイッチを作って、早朝の裏山散歩に出かけた。 ほんのりと、ピンク色の花を咲かせたような「ねじ木」の家族…

唐草模様

シダの若葉を見て、唐草模様が思い浮かびました。 独特の模様で嫌みがなく、なぜか心に残る「唐草模様」 なんだか素敵な模様だと思います。 洗練されたデザインは、時代を超え受け継がれる。 代々受け継がれてきた素敵なプレゼントは、私たちのアイデンティ…

新緑の光響詩

大好きな、埴沙萠さんの絵日記に「新緑の光響詩」という日記が書かれていた。 最近、体調を崩されたとのことで心配している。 私市の裏山では今は樫、椎の花が元気にモクモク湧き上がっていた。 この樫椎林は、獅子窟寺を中心として本来のこの地域の林相を表…

迷いこんでみませんか

だれと一緒にお弁当食べようかな。 あ! 虫がぶら下がってきたー GW中日のくろんど園地は、遠足の子供達で賑わっていました。(^^) ねえねえ。 一生懸命歌っているんだから、私の歌もちゃんと聞いてよ! って、キビタキさんが言ってるよ。 ホーホケキョ! 私…

銀竜草

淡い光とともに、照葉樹の森が衣替えの季節を迎える頃 0412 地の底から、竜の命が生まれ出る。 今年も竜が生まれた喜びを森が祝い照葉の木に花が咲く。 緑一段と濃くなり、地に命を吹きかける。 0430 銀色に光る竜の子供達は満月の夜、一斉に空に向かって旅…

楽しい季節

日が照ると少し汗ばむ季節を迎え、ウキウキとお弁当をもって 野山に出かけるのが一段と楽しくなってくるのは、人も昆虫も一緒のようです。 目を凝らすとあちこちに、小さな昆虫達と出会うことが多くなりましたね。 さあ、虫達との出会いの季節。 ワクワクの…

霞の色が消える時

霞桜が咲き始めると、1ヶ月に及ぶ桜の季節は厳かに終わりを迎える。 淡い水彩画のような、桜の風景が私は一番好きだ。 若草色に淡い桜色を混ぜ合わせた、このコントラストこそ、春の景色のフィナーレにふさわしい。 そして毎年楽しみにしている、家の向かい…

つながり

尺治の谷に幸せの青い鳥が帰ってきた。 オオルリの軽やかな声谷に響き、鶯と合唱を始めた。 お帰り、恋の季節だね(^_^) 森は次第に色合いを深め。 命を育む下地となり、あらゆるものを包み込んでいく。 やがて新しい命が産声を上げ、大空に旅立っていく。 細…

いろんなことを知りたいな。

一気ににぎやかになった野山にアカメガシワの三兄弟の花が咲く。 葉緑素がまだ行きわたっていない、葉の先がまだ赤い。 小さな葉っぱの中でいま、猛烈に化学変化が起こっている。 それはほんの小さな変化です。 見ようとしなければ気が付かない小さな小さな…

祝福の歌声

若葉萌え始めた里山に霞がかかるような儚い桜が一気に花開いた。 山の中で若葉と融け合うい、夢の世界を見せてくれる霞の桜。 私はこの優しい色合いの霞桜が好きだ。 そして、数ある霞桜の中でも特別な一本の木があるのを私は知っている。 森のもののけたち…

夢のトンネル

真砂土のやせた山でも、たくましく育つ、くろんどの森の春の主役「コバノミツバツツジ」 冬の間静まり返っていた森が、春の日差しを受けてゆっくりほころんでいたが、 ミツバツツジの明かりが灯り、一気に明るくなりました。 この季節の裏山散歩コースは、秘…

そのものの名前は

かつて広大な寺社林を有した古刹「獅子窟寺」の近くに、八丈岩という大岩があり ちょうど、木々の梢とと同じ目線での風景を楽しむことが出来る。 カシなどの常緑樹、コナラなどの落葉樹、そして盛りがすぎた山桜の赤い葉など さまざまな木々達の織りなす春の…

瑞々しい

命の輪廻は途切れることなく、今年も続き大地から命が湧き上がってきた。 ■瑞々しい 「光沢があって若々しい。また、新鮮で生気があること」 世はまさに、生気がみなぎっているのが目に見えて感じ、 森はやっぱり生きているんだと、つくづく思う。 幾千、幾…

元気いっぱい

窓の外から見る、森の色合いが、刻々と変わっていくこの頃 ともすると、変化に置いて行かれているんじゃないかと心配している自分がいる。 つい10日ほど前 卵からかえったばかりの雛のような可愛らしい姿で芽吹き始めた森の木々たち。 触ると壊れそうに繊…

はじまりは雨

季節の変わり目にはよく雨が降る。 それは、地球上における日本という国土の特色でもある。 豊かな雨は守を育て、生命を育み養ってくれる。 すべての始まりは「雨」 冷たく、暖かく。 枯れ葉をぬらし、芽生えを呼ぶ雨。 雨は色も作る。 風雨によって、素敵な…

雨上がりのワクワク

雨上がりの森ってなんだかワクワクしない? しっとり湿った髪の毛から、滴る一滴のしずく。 とくに、萌え始めた草木の妖しい魅力がなんともいえません。 寒々とした冬の枯れ林から、命燃えさかる生命の森へ 一雨毎に生まれ変わる、まっただ中に入っていく。 …

冬の妖精−テイカカズラ

「くろんど」森を歩き始めた、雪のある日、冬の妖精に出会った。 何なんだろう、この美しい種は。 雪とともにふわりと舞い降りた儚げな姿に心奪われたれ 家に帰って図鑑をひっくり返したり、ネットで探してみたけれど名前さえわからなかった。 それから数年…

冬の里山の小さな楽しみ

季節はあっという間にすぎていき、年が明けて早くもひと月が過ぎ去ろうとしている。 もうすぐすると、気の早い小さな草花達が早春の訪れを告げてくれることでしょう。 尾根沿いのツツジの小道で気の早いコバノミツバツツジが蕾を膨らませていた。 春はもう少…

冬の雑木林

木枯らしが吹き抜ける冬の雑木林の小さな種は 森の動物達の命をつなぐ大切な食べ物 おいしいもの、日持ちのしない物から食べていくので 日に日に食べ物は少なくなり、今頃はほとんど無くなっているんだと思います。 ヒヨドリがヘクソカズラの実をつついてい…