のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

日々の暮らし-こよみ

三寒四温

立春の週末は本当に暖かい両日でしたが、数年ぶりの風邪を引きおとなしく家で過ごしていたのですが あたたかい太陽に誘われて少しだけ私市植物園に出かけたのですが、沢山の小鳥たちが取り囲んでくれてとても楽しい時間を過ごせました。 週末にかけてまた真…

立春

■立春 冬至と春分の中間に当たり、これから少しずつ春を迎える季節になる。 また、雑節(八十八夜など)の起算日ともなるとのこと。 この日から春分の日までの間で南寄りの強い風が吹いた時を春一番と呼ぶ。 中国からの黄砂が届き始め大気汚染物質がニュース…

季節の分かれ目

季節を分けると書いて「節分」 立春・立夏・立秋・立冬それぞれの季節の節目の一日前を節分と言うとのこと。 いままで普通に豆まきの日。大阪に来てからは巻きずしを恵方の方角に向かって 無言で食べる不思議な日と思っていましたが、各季節の分かれ目の日と…

大寒−光の中へ−

大寒(だいかん)。一年で最も寒さの厳しい季節。 一歩外に足を踏み出すと、夜の間に冷気にあたり地表からは熱が奪われた厳しい世界はが待っている。 毎年、そして毎晩繰り返される厳しい朝。 しかし、必ず朝が来て日が昇り、ゆっくりと地表の目覚めが始まる…

春の七草「すずしろ」

■須々代、蘿蔔(すずしろ)・・・大根 春の七草の最後は、すずしろ(だいこん)です。 参照:牧野日本植物図鑑 七草用でしょうか。 少し時期をずらして種まきされたのでしょうね。 ぎゅっとしまった、葉っぱがおいしそうです。 冬の食卓には欠かせない野菜「…

春の七草「すずな」

■菘(すずな)・・・蕪 カブの千枚漬け、とても美味しいく大好きです。 毎年カブを植えてみるのですが、虫達もカブの美味しさを知っているのか、 なかなかうまく出来ません。 来年こそは、おいしい蕪が沢山育つといいな。

春の七草:「ほとけのざ」

■仏座(ほとけのざ)・・・田平子(タビラコ) 参照:牧野日本植物図鑑 こちらも分かりにくいかったです。 小寒のこの時期、当然花は咲いてなく、太陽を一杯に受け止めようと大きく手を伸ばしているロゼットに なります。 これかな?あれかな?ちがうなー 花…

春の七草「はこべら」

■繁縷(はこべら)・・・ハコベ 花言葉「追想」 小鳥や、鶏の餌にするようです。 血液を浄化し、乳の出を良くし、髪を黒くするという。 昔はハコベの知るに塩を加えて焼き、粉にしたものをハコベ塩といって、歯磨きにしたらしい。 歯茎の出血や歯槽膿漏の予…

春の七草「ごきょう」

■御形(ごぎょう)・・・母子草(ハハコグサ) 花言葉:優しい人 参照:牧野日本植物図鑑 一番、探すのに苦労したのが、母子草でした。 ああ、あの黄色い花ねっとイメージは浮かぶのですが、季節が早いのか、探してみるとどこにも生えていないんです。 植物園…

春の七草「せり」

今日は、人日の節句「七草粥」の日ですね。 なかに入っている七草は、「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ」ですね。 旧暦のお正月は新暦の2月ごろ、梅が咲き始め春を感じる頃なのですが、今のお正月七日に七草達はどうしているの…

視点

十三夜の月 旧暦九月十三日を十三夜と言う。 今まで気にしていなかったのですが、なぜか今年はこのことを耳にする機会が数度あり 十五夜のほかにも、栗名月があるんだと言うことがあるんだと知りました。 ほんの少し満ち足りない月に美しさを感じる心を持っ…

月と仲良くなりたい

今日は十五夜。お月見のはずが。。。 台風襲来で嵐の夜になりそうです。 天気が崩れ始めた28日金曜日の深夜。 満月に近づき、月は青白い月光を地上に降り注ぎます。 闇夜を明るく照らす光は、本当に不思議な力を感じます。 その力を、たくさんの生き物に一…

秋の七草「萩」

はぎも、尾花と同じマメ科らしい。 花が終わると、ひっつき虫に変身する。 服にくっつけてワッペンの絵を書いたり出来る。 萩の町、おはぎなど、風流な雰囲気の町家、美味しいお餅 の名前にもなっている。。。 もうすぐお月見。おはぎが食べたくなってきた(^…

秋の七草「桔梗」

桔梗の紫って落ち着いていい色だと思います。 風船のような蕾が開いて清楚な感じの花が咲く。 一輪挿しにするのが私のお気に入り。 夏休みの科学研究で行った植物採集で出会った花。 ため池のほとりに今でもそっと風に揺られていました。 いいなー

秋の七草「撫子」

この辺りでは余り見ません。。 河原撫子とも呼ばれますので、河原のほうに生えているのでしょうか? 8月の終わりに伊吹山登った時に出会ったのと、伊賀上野の植物園で出会うこと が出来ました。 「愛児を失った親が、その子の愛した花を形見に撫でた」のが…

秋の七草「藤袴」

別名「香水欄」と言うほど香りが強いとのことですが、そのままでは香りはなく 二三日乾燥すると、桜餅の葉のようなに芳香を放つとのこと。 香り袋やお風呂に入れたりする素敵ですね。 今度試してみようかな。 なんとなくコウヤボウキの花が集まったような感…

秋の七草「葛」

葛(くず) 根っこからは、葛粉が取れ、美味しいおもちや、葛湯に使われたりしますね。 漢方薬の葛根(かっこん)は、風のお薬として私もいただきます。 つるは強く、山仕事の際に、木の束を束ねるのに利用できるなど、 人々の暮らしに多くの場所で利用され…

秋の七草「女郎花」

秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花(万葉集・巻八 1537)秋の七草って身近な花たちが多いのですが、女郎花と藤袴はあまり見かけないなと、何時も思っていたのですが、気にしてみると結構あちこちで咲いているこ…

のろやま散歩

■月 毎日の帰宅は、深夜になることが多いのですが、美しい月夜の晩には思わず足取りも軽くなります。 もうすぐ七夕を控えたある晩のこと、雲を通して月が光り輝いています。 ■輝き 朝露に濡れる稲の輝き。まるで、宝石のよう。 丈夫に育って、秋には黄金色の…

七夕祭り「妙見妙見宮」

近くにはあるのですが、もう一つの「星田妙見宮」の七夕祭りに訪れるのは今回が初めて。 茅の輪をくぐり抜けてお参りの道が始まります。 この地に越してきて始めて輪をくぐったときはとても不思議な感じがしました。 本宮へと続く急坂の階段は、薄暗い提灯が…

七夕祭り「機物神社」

七月七日。七夕の日。 昨日から続いた豪雨により、天野川は濁流に揉まれていました。 交野は、七夕伝説が多く残る地。この年に一度のこの日、天野川を挾んで2つの神社で七夕祭りが催されます。 日が暮れると、多くの笹が不思議な空間をつくりだしてくれる「…

金環日食

星々が互いに引かれ合い、交差する。 悠久の時を超え、遙か平安の時を超え、再び起こる神秘の瞬間が訪れる朝、旗振山に朝日がゆっくりと上り夜が明けます。 今はまだ、何時もと変わらない朝の風景。 畦の草刈が終わり。田植えに向け、水を引く準備にむけ、朝…

萌黄色

里山が萌黄色に染まり始めました。 この一瞬の誕生の瞬間が大好きです。 森の入口では、山吹が咲き誇り、ここにもシャガの花が咲き誇っていました。 シャガの花、河童さんの仰るように、はるか昔、この花に見せられた古人が、大陸より生きたまままの 株を持…

大寒のくろんど

大寒の日。くろんどの里山は、冷たい雨に打たれています。 この時期、数少ない積雪が例年あるのですが、今年はまだ積雪には至りません。 1月の里山散歩の楽しみの一つは、可愛い冬芽立ちとの出会いです。 形もそうですが、たくさんの色で楽しませてくれます…