のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

七夕祭り「妙見妙見宮」

近くにはあるのですが、もう一つの「星田妙見宮」の七夕祭りに訪れるのは今回が初めて。
茅の輪をくぐり抜けてお参りの道が始まります。
この地に越してきて始めて輪をくぐったときはとても不思議な感じがしました。

本宮へと続く急坂の階段は、薄暗い提灯が灯っています。登り切った本堂では、水飴が振舞われていました。

闇の帳が降り、何処からともなく、どこどこと妙見星太鼓の音が響いてくる
人々の願いを込めて太鼓を打ち鳴らし、ぱちぱちと、短冊が大きな火花がとなって、星空に帰っていきます。

ぞくぞくと笹が神に供えられていきます。

闇夜にの中に火の粉弾け、パチパチと歓声を上げる。

火柱が太鼓の音と呼応するように、上下左右に揺れ動く中

宮司さんの祝詞とともに

星太鼓の音はますます大きくなっていきます。

すべての思いが夜空に帰るころ火は静かに落着きを取り戻し、妙見の森は徐々に平静を取り戻し闇に戻っていきます。

機物神社の笹は、天野川に流すそうです。
まだまだ、知らないことが多い古くから伝えられてきた多くの事柄。
すこしでも、知って体験できれたら楽しいと思います。