のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

日々の暮らし-感じたこと

ふしぎふしぎ

身体の色を変えることができるんだ、しかも全く違う色に変わっている。 緑と草色。 Photo恵ちゃん もしかして、赤とか青にもなれるの? そんな訳ないか(^_^) でもね、色の変わる仕組みが分かったら、人は忍者になれるかもしれない。 忍者は飛んだりはねたり…

秋分の日の大運動会

春分の日と秋分の日 お日様とお月様がよーいどんで、綱引きを始める日 さあさあ、秋の大運動会の始まりだよ。 どちらが勝か負けるかそれはお空に聞いてみるしか分からない。 わっしょいわっしょい、お日様の応援は「夏の雷様」 どんどんどん どんどんどん と…

おなかの大きなカマキリ君

帽子の中にやってきたカマキリ君 くるっと回ったおなかがかわいいね。 食いしん坊のカマキリ君 なんで大きなおなかなの。 おなかが大きなカマキリ君 気にの名前はなあに? 僕の名前はおなかの大きなハラビロカマキリ 大人になったらもっと大きなおなかになる…

なんか気になる「南蛮煙管」

なんて異国情緒漂う名前なんだろう。 遙か昔、遠く海の向こうからやって来た、青い目をした異人さん。 異人さんが加えていた煙管(キセル)の形に似ているからって、「思い草」ではなくて今では「南蛮煙管」に取って代わられてしまったけれど、どちらの名前…

思い草

「道の辺の 尾花が下の思い草 今さらさらに 何をか思はむ」 「万葉集」 寄草 作者未詳 思い草(南蛮煙管:ナンバンギセル) 万葉の昔から人は思いに悩み生きていたようだ。 思う心、それはうきうきするも、胸苦しくやるせない。 恋は人を純粋にもし、盲目に…

夏の空と秋の空

あれほど騒がしかった蝉の声の密度が減り 草むらから秋の虫の声が聞こえ始めた。 日によって行ったり来たり。 夏の空と秋の空 夏から秋に季節は進む。 油断しているとおいて行かれるよ。 久しぶりに立ち寄った私市植物園 夏の花の残り花が、名残惜しげに咲い…

夏休み

忙しい。忙しい。 まるで、時間泥棒に時を持って行かれているようだ。 そんな泥棒に時を持って行かれないようにと、思ってはいるのだけれど やっぱり忙しい。 小学生の夏休み 永遠にも思えるながーい、ながーい夏休み。 朝早起きしてラジオ体操のカードを首…

立秋「寒蟬鳴」

立秋「寒蟬鳴(ひぐらしなく)」 ふと気がつくと朝夕に窓から涼風が流れ込んでくる。 カナカナカナ、カナカナカナ 谷向こうの木立の中からヒグラシの声が聞こえた。 里でヒグラシの声やツクツクボウシの声が聞こえ始めると 夏の終わりももう直ぐそこまで来た…

小さなオリンピック

ふと思った。 虫達が集まったらどんなオリンピックになるんだろう。 ジャンプ一発で自分の何百倍もの距離を飛べちゃうし 空まで飛べちゃう超能力も備えてる。 水中もすいすい潜っちゃう。 なんていろんな形をしているんだろう。 どうして変身できるんだろう…

輪廻

輪廻 「生命が無限に転生を繰り返すさま」 生あるもの いつか朽ち 命あるもの いつか死す 無理をせず、そのものの真実を知る 限界を知り、己のありようを悟る 転ろびつづけることで、助けられ 生きつづけることで、他者を助ける 繰り返し、繰り返し続いてく…

ほたる

暗闇にすーと光る一本の光の筋 はかなく、せつない光が灯る。 ふけば消えそうな灯火が、一つまた一つと光り出す。 ほたる。 なんて不思議な生き物なんだ。 いっさい熱を発しない。まばゆいばかりの光を放ついきもの。 人がいくら考えてもまねることが出来な…

小さな夢と大きな夢

天から雨降り地を潤す。 季節に寄り添い草木は育つ。 春芽生え、成長期を迎えた草木達に恵みの雨が降り注ぐ。 ごくごくごく。 緑の子供達がおいしそうに水を飲む。 草木達が、水と楽しげに戯れる姿を楽しみたければ、 雨上がりに出かけてみよう。 くるくると…

素朴な幸せ

この世に生を受け、命を宿す。 たんんたんと、日々を過ごすこと。 営み。 素朴な幸せ。 心あたたかく保ち、包み込む。 なにももとめず、ほしがらず。 そんな暮らしに幸せを感じる。 よろしければクリック下さい。

天狗の山

山には天狗が住んでいる。 ときどき悪さをして人を道に迷わせる。 一人で山に入ってはだめだよ。 天狗に出会うとかえってこれなくなるよ。 人は山を恐れ、敬い、崇めていた、少し時をさかのぼったころのこと。 かつて、どこの山にも何かが住んでいた。 姿形…

愛おしい

流れる季節がたまらなく愛おしい。 春から初夏に掛けて、瑞々しく変化する命。 優しく、明るく。 そして、生き生きと言葉を紡ぐ草木達に会いに サンドイッチを作って、早朝の裏山散歩に出かけた。 ほんのりと、ピンク色の花を咲かせたような「ねじ木」の家族…

見上げた空

小さい頃はよく空を見上げていた気がする。 流れる雲を飽きもせずに見つめていた。 空は見上げる人の気持ちを写すのか、 同じ空、同じ雲をみつめても、 見つめる人によって、思い描く造形が 違って見えるのかもしれません。 この日、見上げた空。 私には、ギ…

中央分水嶺「赤坂山」森のオーケストラ

誰に媚びるでもなく。 一輪一輪が、凛とした個性を醸しだし、自分を主張している。 それでいて、お互いに響きあい、歌いあう森のオーケストラ。 森の音楽会が始まります。 この日の指揮者は、イカリソウ。 指揮棒を、風にゆだね、心のままに皆を導く名手です…

高島トレイル「赤坂山」

奥琵琶湖と日本海を隔てる国境を起点とする80kmにもなる高島トレイル。 前々から一度歩いてみたいとと思っていたが、踏破するには、3ー4日かかるという。 今回は、その中でも花の山として有名な、「赤坂山」を訪れた。 深夜に到着した登山口で寝袋に入り、ぐ…

高島トレイル「旅に出る」

遙か天空から俯瞰してみれば、日本海と太平洋挟まれた、竜のような島国。 うねる竜の背骨に当たる部分を「中央分水嶺」と人は呼ぶ。 分水嶺は、水を左右に分ける峰 一方は、日本海へと下り、一方は太平洋へと下る分かれ道。 どちらに下るかで、出会いが変わ…

唐草模様

シダの若葉を見て、唐草模様が思い浮かびました。 独特の模様で嫌みがなく、なぜか心に残る「唐草模様」 なんだか素敵な模様だと思います。 洗練されたデザインは、時代を超え受け継がれる。 代々受け継がれてきた素敵なプレゼントは、私たちのアイデンティ…

立夏

汗ばむ日が続くようになり、夏の気配が急速に色濃くなり始めた。 立夏から立秋までの季節を夏期と呼ぶ。 蛙が鳴き始め、田植えの季節ももうすぐだ。 じっと眠っていた細胞が爆発的に活動を開始し 湧き出るように新しい命が世に放たれ、命を謳歌する。 木々の…

思うこと

自然保護、環境保護というけれど、どれだけの人が、 守りたい者を具体的に意識しているのかな? 本を読むだけ、人に聞くだけの知識ではなく、五感で感じ 実感しないことには、机上だけの空論になりはしないのかなと 思うときがあります。 何を大切にして、何…

あの山の上には、雪解けを待つ踊り子たちがいるのをしってるかい?

可憐な乙女たちは、山が眠りから覚めるのを待っていて、 山とともにお祝いの踊りを踊り始めるんだよ。 雪が溶け、暖かな日差しが台地を暖め始める、木々が萌黄色の幕が開くのを待っている。 そして待ちに待ったこけら落としの日 太陽とともにゆっくりと幕が…

御池岳「時が止まる瞬間」

夏の伊吹山、春の藤原岳と言われる鈴鹿山系北部。 未知の山域へと足を踏み入れる。 鞍掛峠は、夜半から濃い霧で覆われていた。 雨はふらなくても霧があれば植物は水を得る。 芽生え始めた若葉いっぱいに霧を受け、空気中の水を受け取る。 山道のカタクリたち…

迷いこんでみませんか

だれと一緒にお弁当食べようかな。 あ! 虫がぶら下がってきたー GW中日のくろんど園地は、遠足の子供達で賑わっていました。(^^) ねえねえ。 一生懸命歌っているんだから、私の歌もちゃんと聞いてよ! って、キビタキさんが言ってるよ。 ホーホケキョ! 私…

銀竜草

淡い光とともに、照葉樹の森が衣替えの季節を迎える頃 0412 地の底から、竜の命が生まれ出る。 今年も竜が生まれた喜びを森が祝い照葉の木に花が咲く。 緑一段と濃くなり、地に命を吹きかける。 0430 銀色に光る竜の子供達は満月の夜、一斉に空に向かって旅…

「す」すずめ すまして すみれのかんむり

スミレの季節になると、子供とよくあそんだ、「ぐりとぐら」のかるたを思い出す。 ぐりとぐらのかるたの「す」 「す」 すずめすまして、すずめのかんむり! すみれのかんむりを、頭に冠り、つんとすました顔のすずめがなんとも愛くるしく 大人げなく、このカ…

霞の色が消える時

霞桜が咲き始めると、1ヶ月に及ぶ桜の季節は厳かに終わりを迎える。 淡い水彩画のような、桜の風景が私は一番好きだ。 若草色に淡い桜色を混ぜ合わせた、このコントラストこそ、春の景色のフィナーレにふさわしい。 そして毎年楽しみにしている、家の向かい…

つながり

尺治の谷に幸せの青い鳥が帰ってきた。 オオルリの軽やかな声谷に響き、鶯と合唱を始めた。 お帰り、恋の季節だね(^_^) 森は次第に色合いを深め。 命を育む下地となり、あらゆるものを包み込んでいく。 やがて新しい命が産声を上げ、大空に旅立っていく。 細…

いろんなことを知りたいな。

一気ににぎやかになった野山にアカメガシワの三兄弟の花が咲く。 葉緑素がまだ行きわたっていない、葉の先がまだ赤い。 小さな葉っぱの中でいま、猛烈に化学変化が起こっている。 それはほんの小さな変化です。 見ようとしなければ気が付かない小さな小さな…