のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

日々の暮らし-私市のこと

七夕祭り「妙見妙見宮」

近くにはあるのですが、もう一つの「星田妙見宮」の七夕祭りに訪れるのは今回が初めて。 茅の輪をくぐり抜けてお参りの道が始まります。 この地に越してきて始めて輪をくぐったときはとても不思議な感じがしました。 本宮へと続く急坂の階段は、薄暗い提灯が…

七夕祭り「機物神社」

七月七日。七夕の日。 昨日から続いた豪雨により、天野川は濁流に揉まれていました。 交野は、七夕伝説が多く残る地。この年に一度のこの日、天野川を挾んで2つの神社で七夕祭りが催されます。 日が暮れると、多くの笹が不思議な空間をつくりだしてくれる「…

蝶がいっぱい

蝶がいっぱいです。 ヒメジョンがあちこちの道端で風に吹かれ、多くの蝶が集まり、思わず「わー!、蝶がいっぱい!!」と叫んでしまいました。 春からよく見るベニシジミ。愛らしい姿と綺麗な紅色に惹かれます。 昆虫図鑑と図鑑とにらめっこして、あれかな?…

早起き

日が長くなり、気持ちのよい早朝散歩が出来るようになって来ました。 出勤前。涼しいうちに畑の手入れをほんの少ししておくと、とても気持ちがいい。 GWに植えつけたキュウリの収穫が全盛期を迎えた頃に、種をまくと、8月にもキュウリが楽しめるよと、隣…

田を満たしていく水

むろいけ付近から流れ出た命を育む水が、谷を下り次々と田を満たして行きます。 満たされた水は、様々なものを写し取る、命の鏡のようです。 爽やかな初夏の風が吹き抜けていき 一羽の鳥が、生きる糧を得ようと真剣な眼差で一点を見つめています。 今日の晩…

アザミ

この休みで、私市村の田にも水が満たされ、夜はカエルの大合唱。 子供の頃の田植えが思い返されます。田の畦に残されたアザミは、ポツンと寂しそうです。 近づいて、覗いてみました(^^♪ トンガリトゲトゲの花ですが、不思議と惹かれ、とても好きな花です。 …

金環日食

星々が互いに引かれ合い、交差する。 悠久の時を超え、遙か平安の時を超え、再び起こる神秘の瞬間が訪れる朝、旗振山に朝日がゆっくりと上り夜が明けます。 今はまだ、何時もと変わらない朝の風景。 畦の草刈が終わり。田植えに向け、水を引く準備にむけ、朝…

ゆるやかな時間

畑では、GWに蒔いた種や苗が元気に芽を出し始め、すくすくと育ち始めています。 基本放任主義でほとんど手をかけずに育てるのですが、これから、ちょっと手を掛けてあげないとね。 サルカニ合戦ではないですが、早く採れたてのエダマメをあてに、早くビー…

黄菖蒲咲く天野川

菖蒲が咲き始め、川の水も暖かくなってくると、人々が川に戻ってきます。 何が採れたのかな?大事に育ててあげてね。 黄色い菖蒲、「黄菖蒲」が、天の川ビオトープに咲き始めていました。 この時期の菖蒲初々しくてとても好きです。 道端には、小さな紫の花…

弱者と強者【茨木さんちの蜂蜜】

くろんどの山裾、私市村に根を下ろし、季節毎の花をもとめ、蜂達と共に移動を行い、美味しい天然蜂蜜を私達にプレゼントしてくれている、茨木養蜂園さんが駅前に蜂蜜を並べられていましたので覗いてみると 4月上旬から採蜜が始まった、初物の「桜はちみつ」…

小宇宙

連休最終日は、晴れている思ったらとつぜん雷が鳴り始める不思議な天気で、午前中に出かけ た春日山では雷雨に遭遇、準備悪く雨に濡れてしまいました。忘れ物には注意しなければいけ ませんね。 その雨も午後には晴れ渡り、カラッとした気持ち良い空が現れ、…

朝ごはん

こどもの日の朝、快晴の空と鳥の声に誘われて、外に出かけてみると、たけのこがニョきり。季節ですね(^_^) 有機無農薬農業をされている先生のジャガイモ畑。朝日に照らされてとても綺麗です。 今年は、温度が低かったせいか、ジャガイモの芽がでるのも遅かっ…

清翠:吉向松月窯

日本最古の道とも云われる、古く奈良へと続く尺治谷は今新緑の真っ最中 ウワズミザクラも最後のひと雫を落とし、初夏に向かって季節は移り変わる頃 翠に包まれる茶室では、毎年お茶会が催されます。 ■九世 吉向松月作<茶碗「桜」> 江戸時代から続く吉向窯…

蓮華

遅咲きの桜が天野川石堰堤を流れ落ちる水を染め 桐の花が咲き始めると 水路が整理され、田畑に引かれ始めます。 山里の田んぼでは、レンゲが花ざかり。 今年はレンゲを植えている田んぼが多いような気がします。 レンゲ畑には、沢山の生き物であふれていまし…

通勤散歩(花の駅)

このところ仕事がバタバタしており、なかなか散歩に出かけることができません(T_T) でも、通勤のちょっとした瞬間を楽しんでいます。 ■私市駅 京阪電車交野線の終着駅。土日には、多くのハイカーが訪れこれからの季節にぎやかになります。 ■河内森 桜の季節…

小さな命

もやに煙る山桜 夜半からの雨が霧雨になる頃、BBQ前の腹ごしらえに、星田園地に向かいました。(^^) ■白い妖精 霧雨の中、白い花がよく目立ちます。 コブシ 双子の桜は、とても仲がよさそうです。 満開のユキヤナギ。雨粒をいっぱい受け取り、花先が目一杯し…

桜の思い出

「小さい頃の楽しい思い出になればそれでいい」 私市村に古くから伝わる伝承を子供たちに伝えようと、結成された古文化保存会。 結成からすでに20年弱とのこと。 日頃は、秋祭りに向けて、笛や獅子舞の練習にみんな打ち込んでいますが 今日は毎年恒例の、…

鈴音響く春の里山

朝目覚めて、自宅の窓を開けると、春が飛び込んできます。 柔らかな日差しに誘われて、出かける里山の散歩道は春色でいっぱい。 田起こし前の田んぼでは、みんなが楽しそうに駆け回り、歓声を上げています。 畦のスズランが、楽しげに風にゆれ、鈴の音が聞こ…

ポカポカ陽気

ポカポカ陽気に誘われて、野山の散歩に出かけると、辺り一面光があふれています。 古びた家の片隅には、アゲハチョウの蛹が残っています。 もしかして、蛹で越冬して羽化した跡?いろいろ考えてしまします(^^) 遠くから見ると風媒花のように、房状にぶら下が…

夕暮れの傍示の里

くろんど園地の湿地に足を運んで見ると、水芭蕉が咲き誇り 初めて見る「ショウジョバカマ」が沼の片隅にひっそりと佇んでいるのを発見し 思わずニッコリ、見とれてしまいました。 ミツバチは、小さな小さな花と格闘しています。蜜を集めているの?それとも花…

小さな競争

■雨上がりの早朝の川原散歩 小さな陽だまり。 沢山の春草が茂り、どんどん生存競争が激しくなってきているように思えます。 少しでも子孫を沢山残そうと、青空に向かって精一杯伸びていこうとしています。 どんどん大きくなあれ。 ジャックと豆の木のように…

雨上がりの夕暮れ

醍醐寺で本当の美とは何だろうということを考えながら帰ってきた山里は、 雨が止んだ空の雲と陽の光が静かな音楽を奏で始めていました。 土手の椿は夕暮の空と、お互いに美しさを競い合い、一瞬の儚い美しさを見せてくれます。 早春の花たちの季節も、もうす…

梅里私市

私市村に住み着いて十数年、改めて見つめてみると、あちこちのお家の庭や、畑の片隅に梅が咲いていることに 改めて気付きました。 ■旧家 農村地帯であった村には、白壁で守られた旧家が数多く残っており、梅の木が植えられているお庭も多いようです。 お祭り…

流れる時と共に生きる、交野山「石仏の道」

霜が降り、畑のバケツには薄っすらと氷が張るほど冷え込んだ春分の日の朝。 神宮寺村のぶどう畑を抜け、朝日の輝く竹林の先は、石仏の道と呼ばれ、はるか室町時代から人々の祈り場として、脈々と受け継がれてきた祈りの道です。 朝日の中、はるか昔の想いに…

春の頂き物

このところ週末の雨や出張散歩で、ジャガイモの植え付けが遅れていましたが、久しぶりに朝から快晴。 畑に出かけると、2週間足らずですっかり春の様相に様変わり。 春の畑は生き生きとした生命力に満ちていました。 ホトケノザ 最近では、レンゲソウを植え…

雨のち晴れの私市散歩

この冬の北河内は雨がほんとうに少なく、カラカラに乾いていましたが、先週は久しぶりに、まとまった雨が降り続きました。 週末の朝は、雨も上がり快晴となりました。 皆さん、少しずつ春に向け、田起こしなど、畑仕事を開始されています。 水路の整備をして…

天の川のカワセミ(私市植物園前)

すーっと通り過ぎたカワセミが気になり、今朝も同じ時間に出かけて見ると、私市植物園前の土手で行儀よく、きちんと待っていてくれました。 そんな可愛らしいカワセミも、やはりハンターです。 狙いを定めるべく、鋭い視線で水面をジーッと睨みつけ、無心で…

天の川早朝ランニング

健康診断では、体重も腹回りも立派になってきていますよ!といわれたが、なかなか忙しいのよっと!と思っていても始まらない。 少しずつでも運動してみようかと、早朝ランニングを決行。川沿いの散策道を星田園地までジョギングしてみました。 100年の歴史を…

朝の集い

通勤時間帯。 最近、たんぼには、スズメとカラスの群れが、よくたむろしています。 森の木の実なども食べつくし、たんぼの落穂などをついばんでいるのでしょう。 厳しい季節ももうすぐ。がんばれ!

輝きの朝

身が切れそうな寒さの中、不思議な結晶が目白押し。 畑の隅に片付けられた菊の花も、凍て付いています。 日の出とともに、朝日が差し始めると、さあ!ショータイムの始まりです。 次々と色が目覚めていき、うっとりするほど美しい 春の味、ノビルも光り輝い…