見上げる山は、雲の中だった。
伊吹山の東側、笹又コースと呼ぶ道を歩いてみようかと来てみたが、天候はあまり思わしくないので、少し手前のさざれ石公園にバイクを置いて、山里を中心に散策してみることにした。
絶景ですね。
農家の方が、家族であぜ道に座りお弁当を楽しまれていた。
子供のころ、家族総出の畑仕事の合間に柿の木の下で食べたお弁当はおいしかったなー
ついこの間まで、雪が残っていた山里は、一気に春の装い。
草花も忙しく、人もつられて動き出す。
細々と、営みを繰り返す山里は。
大切に手入れされ、親から子へと大切に受け継がれているのが伝わってくる。
人の営みが、景色を豊かにする。
そんな光景がそこにあった。
こんにちは。
芋ですか。鹿とか出て大変ですね。
猪もでるでの。
雨降らんでよかったね。
そんな挨拶が心地よい。