のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

ゆるやかに流れる夜のこと

南竜のテント場に静かに日が沈む。

時の流れが緩やかになり、気持ちがほぐれていく。

空気が入れ替わりひんやりとしていく。

前回よりもテントは少ないかな。

2回目なので、室堂の丘が見える良い場所が大体分かっていているので

その場所をチョイスしました。

2日前が満月だったか。

夜はライトもいらないほどの月明りで、テントの中からも

ぼーっと月明りが灯っていた。

夜が明けてくると次第に東の空が焼けてくる。

南竜は谷底のため、日の出は見えないがこれはこれでまた良いものです。

早起きのグループは、暗いうちに出発し始めているが、

私は急ぐでもない。

あとは降りるだけなのでのんびりと二度寝を楽しむ。

気が付くと高い空が広がっていた。

さあ、そろそろ起きようかな。

お日様に向かって手を合わせ、一礼する。

今日も1日よろしくお願いします。