旅-ツーリング
御嶽山「開田高原登山口」横には、ひっそりとヤマオダマキが頭を垂れていた。もう少し早く着く予定だったが、登山口まで少し迷ってしまった。。この道は山頂までの道は長く人もほとんど通らないたし、山頂まで行くと昼になってしまうな。空の様子も思わしく…
夏野菜は、朝のとれたてがうまい。 夜が野菜をうまくする。 夜、野菜たちは、はち切れんばかりに水を飲み瑞々しく変身する。サクッかじると、口いっぱいにうまみが広がる。 高原の朝の小さな野菜の販売所には、宝物がある。頂きます。
気になる”ことば”がラジオから流れてきたこと。 『私死にますとも、泣く、決していけません。小さい瓶買いましょう。三銭あるいは四銭位のです。私の骨入れるために。そして田舎の淋しい小寺に埋めて下さい。悲しむ、私喜ぶないです。あなた、子供とカルタし…
熱帯低気圧が迫り、湿った空気が流れ込み、山沿いは各地で雷雨に注意と天気予報で報じられている週末。空を見上げながら木曽の御嶽を目指して早朝に出発した。 夜半に降ったであろう、ぬれた路面を中津川あたりまで北上したころ、空が白み始めた。コンビニで…
単身赴任先の名古屋から、大阪へと向かう道は、鈴鹿山脈を貫く道を行く。 前回は新緑がまぶしかったが、木々は一気に緑一色にそまり、初夏の装い。 いつも、ただ帰るだけではつまらないので、つい横道にそれてしまいます。 今回は、永源寺湖でいつも通る対岸…
雨上がり、飛騨高山方面を経由して南下することにした。 まだ雪を仰ぎ見る山裾の村は、桜が舞い、田植えの準備が着々と進む季節だった。 あの桜が咲くと、田植えの準備を始めるんだ。 人は身近な植物を見ながらその年の作付けの準備に入る。 峠の湿原に足を…
早朝、白川郷の空は雲沸き立つ空模様だった。 午前中は所によってしぐれるという。 いよいよ怪しくなってきた。 これは本降りになりそうだ。 どこかで雨宿りできるところないかな。 お休みの公民館?の軒先をお借りすることが出来た。 ここで、雨が上がるま…
今の季節、カブで走るのがとても楽しい。 一般道しか走れないけれど、ちょこちょこと立ち止まるのが苦にならない。 春の山は夢の中 ふらふらと迷い込むのにカブは最高の友達 奥へ奥へと、誘われるままに迷い込む。 それは自動遠心クラッチのおかげが大きい。…
地図とにらめっこして道を探り、どんな風景だろうと想像する。 気になったらふらりと足を止め、匂いを感じ風を感じる。 そんなバイク旅の楽しさを思い出す。 天気が約束された週末のこと、名古屋から大阪への道を走る。 名古屋の市内を抜けると、養老山地の…
エンジンをかけ、川沿いの堤防へと駆け上がると、東の空が朱色に染まっていた。 ツーリングの朝はいつもこんな感じだった。 ならし運転の500km12月初めにはまた、試験が待っているので、早めにならしを終えておきたい。名古屋からは四方にみ道が伸び…
祖父はオートバイが好きだった。几帳面な性格で、オートバイはいつもお日様照らされ輝いていた。 大きくなり、あちこち放浪の旅がしたくなったとき、オートバイが相棒となった。どこまでもどこまでも行ける気がした。壁に貼った日本地図を眺めながら、次はど…