のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

ゆっくりと

この季節になると街の中にいても山の景色を、思い起こすことが多い。

山の上の花畑と最初に出会った時は、こんな光景があるんだととても驚いた記憶がある。

北海道から、嫁さんが来るんだ。

どこ行くの?

同僚と話していて、せっかくなら白山に行かないかという話になった週末のこと。

彼は、二人乗りのBMという山に似つかない車好きなので

現地集合ねと、気ままな声掛けでの花旅が始まった。

夜のうちに出て、登山口の避難小屋で寝袋に潜り込りこめるのが

バイク乗りにはとても便利がよいので、このコースは結構お気に入りのMy定番。。

 

ゆっくりと歩いていくから、どこかで待っているわ!

早朝出発の同僚に伝言を残し、夜明けとともに歩き出す。

岐阜県側からの白山に登る、このコースはマイナーコースなので

登山客は少ないが、それでも季節がら登山客もそれなりです。

登りはじめは、ブナ林の林が続き、下草に目を凝らしてゆっくりと進む。

色々見ながら進むので、お先にどうぞ。

歩くペースは人それぞれ、気持ちの良い朝日を浴びながらゆっくりと歩を進める。

それなんですか?

かがみこんで地面を見ていると、声をかけられた。

銀竜草花のあとなんですよね。

ここに種が出来て広がるんです。

えー

一つ目小僧みたいですね。

      

上を見たり、下を見たり

ゆっくりと開けていく光景を眺めながら

緩やかな時が流れを楽しみながらの山歩きが始まる。