のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

つながる花道

大倉山避難を超えて少し下り、上り始め高木がなくなってくると

ちらほらと、花たち顔をのぞかせ始める。

時折雲が絡み涼しくなる。

これなんだろう。

調べてみると、ミヤマカラマツソウの若い果序のようでした。

成長に伴ってまるで別の植物のよう。

こちらが花の時

わからなかったな。

歩く道の左右は花ばかり

あっという間に過ぎ去ってしまう一時の夢の祭りの真っ最中で

夜店を覗くように右へ左へと行ったり来たりです。

あ!

このベニバナイチゴ

これとっても大きなイチゴがなって美味しいんですよね。

いろんな形の植物がある。

図鑑片手に見比べてみる。

似ているようだけど葉っぱが違う。

あ。

雲の切れ間から白山の御前峰が見え始めてきた。

あの雪渓の左側のあたりが、室堂ですよ。

もう少しですね。

おや、ゲンノショウコがあるよ。

これ、子供のころ漫画で読んだ「サスケ」に出てきてよく覚えいる。

子供がお腹をこわして苦しんでいた時に、このゲンノショウコの根の汁を使って

直していた。

秋の七草ナデシコ

いろんなつながりで植物を連想できると

また楽しい。

ホタルブクロは、この中に蛍を入れて遊んだっていうよ。

だから蛍の袋なんだって。