のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

私市植物園

植物園の楽しみ方「そのいち」

私市植物園の年間パスポートが切れたため、更新手続きを行いました。なんと、この4月から半額どころか、1/3に値下げされ1000円になってるんです。 苦しい経済事情もあるでしょうが、1000円にして少しでも多くの人が訪れてくれるといいですね。 …

お花見のこと

高知・東京とソメイヨシノが満開とのニュースが流れる週末。私市植物園の桜山は、枝垂れ桜が満開を迎えていた。 いまから、初夏まで次々と様々な種類の桜が乱れ咲く桜山 小説「桜守」にも登場するという、(まだ読んでいない。。)笹部さんが設計されたとい…

お花見始まる

チラホラと梅めほころび始める。 私市植物園の春のお花見は、梅の花から始まります。 あ、風の匂いが変わったね。小鳥のさえずりも軽やかになってきたね。 春を感じるのは、みんな一緒のようです。 梅の花って、本当に素敵な形ですね。和菓子に着物、塗り物…

冬の名残

春の息吹を感じる中で、冬の名残を探してみたよ。少しづつ、鳥たちの命を繋いでいた森の実りも残り少なくなってきた。 風に吹かれ、鳥に運ばれ、自ら飛んでいき、どこまで旅することが出来たかな。 卵を産み落とした抜け殻は、じっと子どもたちが芽生えるの…

第六候:草木萌動(そうもくめばえいずる)

春が来た、春が来た、どこに来た。山に来た、里に来た、野にも来た。 (高野辰之「春が来た」) 春一番を告げる強い南風が吹き。大荒れの、春の嵐もやってきた。 この時期、太陽が高くなることで大地温まり、海水の温度差が小さくなることで季節風が弱まる。…

第七十一候:水沢腹堅(さわみず こおりつめる)

四十数年ぶりの寒波だと騒いでいた。確かにいつもとは違う寒さだ。でも今は大寒、一年で一番寒い季節 そうだ、私市植物園のシモバシラが花をつけているかもしれない。 いてもたってもいられなくなり、出社を遅らせることにした。(^_^;) セコイヤの森の池の薄…

あるがままに

紅葉まっさかり私市植物園 いつもは静かな園内も、この時期はにぎやか。 人込みを避けていつもは足を延ばさない園内の最奥の針葉樹の森へと足を延ばした。 あ。 そこは台風の爪痕が恐ろしいほどの破壊の跡が残っていた。 そびえたつ木立が根こそぎ持って行か…

私市植物園の秋祭り

一足早い粉雪を思わせる、子福桜や冬桜が花開き始めていた。木枯らしに吹かれ時たま、花びらが散る。これから冬の間中、この木の周りだけ日が当たったような、ほっとさせてくれる場所になる。 西高東低の気圧配置になると朝夕だいぶ冷え込むようになりひと雨…

夏休み昆虫観察日記「命」

生命毎の寿命は異なり、生きている時の流れが違う。この夏に生まれ、生きた命はどれぐらいあるのだろう。 命短し虫たちは、精一杯生きることが出来たのか。無事、命をつなぐことが出来たのか。 自らの血を残すことが出来たのか。生きた証を残すことが出来た…

夏休み昆虫観察日記「森の中」

広葉樹の森、照葉樹の森、針葉樹の森と教科書では葉っぱが違う森だよと習って、分かった気になっていたが、実際に森に足を踏み入れ体験してみるといろんな発見や気づきがあるよ。 まず、明るさが違う。そして、温度が違う。 そして、生き物が違う。音が違う…

夏休み昆虫観察日記「水辺」

存在自体が命と直結していて、命に大きな影響を及ぼすものがある。それは「水」 瑞穂の国と呼ばれる日本は、水がはぐくんでいるといってもよい。古来、人は水と戦い、水を利用して暮らしていた。 そして、昆虫も人と水とをうまく利用してきた。 ここ、私市植…

夏休み昆虫観察日記「雑木林」

燦々と太陽がきらめく草むらをすぎると、下草が刈られた雑木林が広がる。すこし前までは、裏山は入り会いの山として、地区共同で運営されており、人々が草を刈り、薪を取り、日々利用していた。私市植物園の雑木林は、そのころの姿に近いのではないかと思う…

夏休み昆虫観察日記「はじまり」

夏休みといえば、海・山・川そして虫取り!宿題ほったらかしで遊び回るのは、子供の頃から変わらない。。 虫探しで重要なのは、環境を感じること。草原、木陰、明るい雑木林、暗い林 虫達は、自分たちの暮らしやすい場所、好きな食べ物や住処、産卵に適した…

夏の終わり

お盆をすぎると季節が変化する気がする。昨日、今日と扇風機で過ごせてしまい、窓を開けたまま寝ると、夜半には肌寒く感じてしまった。暦の上ではもう立秋も半ばにさしかかる。 夏休みも半分がすぎ、子供たちも宿題が気にな利始める頃かな。 萩、すすき、桔…

かっこいい

夏は虫たちの季節。 虫たちはとてもいきいきしている。 みんなの姿を見ていると、なんだか「いきいき」の力を分けてもらうよう。 チョウチョにカマキリ、トンボにバッタ みんなみんな、かっこいい。 一生懸命生きているって、なんだかかっこいい。 一生懸命…

ルリモンハナバチ

私市植物園に青いハチが飛び回ってるよと教えてもらった。 アキノタムラソウがお気に入りのようです。 ■ルリモンハナバチ(通称:ブルービー=青いハチ) ハチ目コシブトハナバチ科 とても少なくなっているハチで、スジボソフトハナバチに労働寄生するという…

枝垂槐(龍爪樹)の花

ぶーん、ぶーん 賑やかな羽音が響き渡る。 見上げると、白い小さな花が沢山垂れ下がっている。 シダレエンジュの花です。 ■槐(エンジュ):花言葉:幸福・上品 中国原産で、寿命が延びる=延寿と読みむため、学問と権威のシンボルで高官に出世すると庭に植…

蓮の花のこと

■原始蓮2000年前とされる古代の遺跡の中からハスの種子が出土した種から蘇った蓮 蕾に耳をあてると、はるか古代の音がする。 ハスはスイレン科とされてきたが、近年のDNA系統調査ではヤマモガシというグループに入れるべきだとう説がで出ている。 このヤ…

蓮始開(はすはじめてひらく)

週末の三日間、私市植物園で夏期早朝開園が行われた。 泥の中から美しい花を咲かせるハスの花は、仏教では神聖な花とされ様々なお話や、デザインに使われていて私たちにも身近な存在です。 今日から次の候に移ってしまったけれど、日本の四季を分けている七…

アブラギリ

冬に出会ったオウキンカメムシが巣食う木として知った「アブラギリ」 種子から採取される油を使って油紙を作っていたと知り、興味を持ち 私市植物園の職員の方に植えられているか場所を聞いた。 noronoyama.hatenablog.com アブラギリってありますか? シナ…

時の流れ

最近時の流れがとても早くなっているように感じる。 おかしいなー 時の流れは空間によって違うと思う。 街の中の流れは早く。 自然の中の時の流れは遅い。 人は人工物の中だけ暮らしているとときの速さに流されてしまい、気持ちがイライラしたり、体調を崩し…

新緑の植物園:メタセコイヤ

ご近所の私市植物園のメタセコイヤの森 数百万年前には、大阪の平野にも生育しており私市植物園の三代目園長(元大阪市立大学の教授)だった、三木博士により化石が発見され、後にセコイアに進化した植物とされ、”メタ”セコイヤと名付けれれたという。 古く…

むかしむかし

植物の名前って、その形や姿から連想される身近なものから名付けられている事が多い。 さあ、この不思議な形をした花の名はなんと名前をつけてもらったのかな。 ちょっと目を閉じてもらえますか。 むかし、むかし、あるところに浦島太郎という心やさしい漁師…

命生まれる場所

私市植物園は、別名「森の植物園」と呼ばれる。 それは、日本各地の木々を研究・保存目的で集めてた森であるから。 そして、鳥などが運んできたこの地で育つ見慣れた木々たちもそのまま大きくなっている不思議な空間。 門を踏み入れるとそこは、黄色い野原が…

ともだち紹介

私市植物園に一本のオニグルミがある。 そのまわりには、すーっと30cm~50cmのほそーい枝がひょろひょろと生えている。 そのテッペンの枝先の可愛い顔を覗きこみ微笑みかけるのが冬の楽しみの一つです。 しして春のある日、笑顔の上に素敵な髪の毛がモニョモ…

雨が降ったら森に出かけてみよう

雨が降ったら森に出かけてみよう。今まで感じたことのない出会いがあるよ。 雨が上がった瞬間に、森に出かけてみよう。雨と友達になれると思うよ。 空から降ってくる天のシャワーは木々に命を吹き込み眠っていた木々を蘇らせる。 春雨が縮こまっていた皮膚を…

桜煙る

四国の友との桜遊山を断念した朝。 家の窓から見る桜は雨霧に煙っていた。 霧の桜はとても美しい。 私も雨に濡れ染まる桜が好きです。 晴れの桜は光り輝く初々しい女性 対する雨の桜は、しっとりとし、どことなく憂いをまとった大人の女 点から降り注ぐ雨粒…

はなさかじいさん

冬の間、寂しかった林の中春の目覚まし時計が鳴ったかのように、突然あちこちで草木が目覚めはじめる。 天高い場所で風に揺れる赤い花 はらはらと火の粉を落として地を暖める。(ハナノキ) まだ冷たい風の中、赤白黄色の淡い光が森の中に差し始める。ひらひ…

スズメノヤリ

スズメのなんとかって多いいです。 これ、本家「スズメくん」 いま、あっちこっちの原っぱで、棒の先にボンボンをつけたような草が沢山生えてる。 なんだろうって調べてみると。 「スズメノヤリ」ってある。 「ヤリ」とは毛槍のこと。 今年の冬、四国秋葉の…

黄色い花ーダンコウバイとアブラチャンそしてクロモジ

春の森の黄色い花に最初に気がついたのは、比良の武奈ヶ岳に登った時。 森のあちこちで黄色い小さな花が咲き、森が黄色に染まっていた。 あのときは何の花なのかわからなかった。 花の名前はわからなくても楽しいのだけれど、名前がわかると友達に慣れた感じ…